今日は、「第16回板橋狂言への招待」。
地元・板橋区は成増区民会館、アクトホールで毎年恒例の公演です。 今年の目玉は、コラボレーション狂言「畠廻るい」。 「ぱるいまーるい」と読みます。
石垣島に伝わる「きょんぎん」と「きょうげん」のコラボレーション作品です。 このコラボレーションについては、以前の日記にも書いたと思うのですが 石垣の囃子、島歌が入り、狂言の面白さに、さらに明るく楽しい雰囲気が加わります。
今回、お囃子で出演してくださった方のお1人は、石垣島出身で西宮にお住まいの方なのですが なんとつい先日、退院されたばかりなのにもかかわらす、この舞台のために はるばる成増まで駆けつけてくださいました! 本当にありがたいかぎりですし、1日も早いご回復を祈らずにはいられません。
そして、御礼かたがた、精神的にも強い方だなあと、感動しつつお話を伺ううちに
「なんくるないさ」って言葉があるんです、と教えてくださいました。
どんな壁にぶつかっても、なんとかなるさって意味です、と。 ふむ、壁にぶつかること…けっこうあります(笑)。 もちろん、どうにかして乗り越えるんですが、ぶつかった瞬間にこう思えたら、強いだろうなあ、と思いました。 これからは、壁にぶつかった瞬間、「いてて。」と思ったり弱気になったりする前に 「なんくるないさ」ってつぶやこうと思います。
なんくるないさっ!
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