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狂言は、ある時代「教言」と書かれたこともあるように、様々なことを教えてくれます。
日本語の美しさ、豊かな笑いの心、日本の伝統文化の素晴らしさ、一つの事を続けることの大切さ…。
いま、全世界に通じる芸能が、日本には600年も昔からあったこと、そしてそれを無くさずに伝えてきた日本人の「心」と「文化」!
いろんなことを吸収する時期だからこそ、日本の文化にも触れて欲しい。
なんと言っても、日本人なのですから。
「生」の、「本物」の狂言を観てもらえれば、絶対に楽しさも、素晴らしさも伝わる。
頭で理解するだけでなく、何かを感じてもらえる。
そんな信念を持って、小・中・高校での狂言鑑賞教室を続けています。
先代宗家が小学生のとき、戦後間もない時期に文部省のご依頼で行った狂言鑑賞
教室。
何もない時期に、笑いで満たされた体育館は、必ず何かの「力」を生んだと思うのです。
時代が変わっても、人間が生きていく「力」は変わりません。
そして、どの公演でも、先生方のご心配をよそに、みずみずしい感性で狂言を鑑賞してくれる生徒さんの笑顔と笑い声が、今度は自分達の力になっていくのです! |