武悪(ぶあく)金春四郎次郎、宇治弥太郎作

不奉公者の武悪を討ち果たせとの主人の厳命を受けた太郎冠者は、友情が先立って武悪を斬ることができず密かに命を助ける。
幽霊に化けた武悪は、逆に主人を脅す。