文蔵(ぶんぞう)玄惠法院作

太郎冠者が都の伯父にふるまわれた温糟粥(うんぞうがゆ)の名が思い出せず、主人は「源平盛衰記」石橋山合戦のくだりを長々と語るはめになる。