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1972年(0歳) |
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12月、和泉流19世宗家の次女として生まれる。 |
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祖父・人間国宝故9世三宅藤九郎に「ふん」と言われる。
男子を楽しみにしていたので仕方ない・・・かな?
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1976年(3歳) |
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「靱猿」の小猿役で初舞台。和泉流19世宗家和泉元秀を師匠に狂言の修行に励む。 |
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文京区・明照幼稚園に入園。
今では誰も信じてくれませんが、とっても引っ込み思案な子供でした。いじめられて泣くこともしばしば…。 |
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1985年(12歳) |
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3月、語りの大曲「奈須與市語」を披く。 |
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青山学院初等部卒業、中等部へ進学。
体操部と創作漫画部(!?)に所属。 今でも漫画についての知識にはかなり自信があります。 |
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1987年(14歳) |
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2月、プロになるための登竜門である大曲「三番叟」を披く。
5月、9世三宅藤九郎の指名により10世三宅藤九郎名跡継承。 |
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初めて家の近所でない美容院(青山)に行く。その時カットしてもらった美容師さんに今でもお世話になっています。 |
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1988年(15歳) |
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11月、初の海外公演。日中国交正常化15周年文化交流団として北京で公演を行う。
その後海外公演は12カ国30都市に及ぶ。 |
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青山学院中等部卒業、高等部へ進学。陸上部に所属。人並みにミニスカート&ルーズソックスを履いていました…。 |
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1989年(16歳) |
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4×100m継走で都大会に出場。自分の100mの個人記録では都大会なんてまず無理!でした。チームって有難いですね。 |
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1990年(17歳) |
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11月、十世三宅藤九郎襲名。襲名記念公演を国立能楽堂で行う。
姉・史上初女性狂言師和泉淳子とともに文部大臣より感謝状を受ける。 |
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友人の影響で、The Police、Sting、Led Zepperinを聴く。今でもFavorite ArtistはStingです。 |
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1994年(21歳) |
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5月、イタリア・フィレンツエ市より招聘を受け、「Maggio
musicale Fiorentino」において5カ国合作オペラ「HAGOROMO」(Bob Wilson演出)に出演。
12月、秘曲「釣狐」を披く。 |
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イタリア、フィレンツエに一ヶ月滞在。日本人は若く見られるといいますが、私も若く見られました。一部のスタッフからは「Japanese child」とか「banbina」と呼ばれていたらしい。ちょっと悲しかったです。 |
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1995年(22歳) |
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8月、ロンドン・グローブ座プレ・オープニングのワークショップシーズンにおいて「狂言とシェイクスピア」についてワークショップ(英語)を行う。 |
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父である先代宗家・和泉元秀逝去。人間は明日がわからないものだと感じました。とにかく今を大切にしましょう。 |
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1997年(24歳) |
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4月、十世三宅藤九郎狂言教室を千葉と東京に開設。
千葉市内の小学校で特設狂言クラブを実施、狂言の普及とともに小中学生の「こころの教育」につとめる。 |
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交通事故にあう。
車3台が関わり、環七が一時通行止めで大渋滞を引き起こすほどの事故でした。たまたまいつも乗る小さい車がパンクしてランドクルーザーに乗っていたため、大事には至りませんでした。周囲からは父が守ってくれたのだと言われ、手を合わせました。 |
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2000年(27歳) |
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9月、女性狂言師協会を姉・和泉淳子とともに発足。副代表を務める。
6月、「国連婦人年」に際しNY、国連プラザで記念公演。 |
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二十世宗家・和泉元彌が紅白歌合戦白組司会。
紅白歌合戦を舞台袖から「生」で見る。平井堅さんとポルノグラフィテイさん、小柳ゆきさんの歌に聞き入りすぎてスタッフさんから突っ込まれた・・事にも気付きませんでした(笑)。 |
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2001年(28歳) |
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福岡・世界水泳選手権大会開会式での狂言オペラ「夏の夜の夢」に出演。
「女性狂言師でござる」出版(廣済堂出版・和泉淳子共著)。 |
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左足アキレス腱断裂。
2ヶ月入院、その後リハビリと、アキレス腱断裂のことならお任せください!トレーニングは運動好きな私には楽しいものでした。やはり舞台は運動競技に近いものがあるなあと実感し、そして少し人生観が変わった出来事でした。 |
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2002年(29歳) |
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梅田・新宿コマ劇場7月公演「義経と弁慶」に北条政子役で出演。
明治座12月公演「北条時宗」に北条時輔の妻・祥子役で出演。 |
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パソコンを買う。といってもメールとワードくらいしか使えません。けれどもこれが、HP開設への大きなはずみに! |
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2003年(30歳) |
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文化庁委嘱事業「千葉市狂言子ども教室」の指導・監修を行う。 |
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独身貴族ぎみ。
宗家と姉が着々と家庭を築くのを横目に、いろいろなことに挑戦(?)しました。サッカー、太極拳、ボクシング、写経、アロマテラピー、オーラソーマ・・・。人間の幅が広がれば芸も広がる!健康な肉体と健全な精神をもって、いきいきとした舞台を勤められますように。 |
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2004年(32歳) |
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三宅藤九郎公式HP開設。
加賀・能登において狂言教室を明治維新以来、約150年ぶりに再開。 |
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